石破首相の闇献金疑惑を“見守る”腰抜け…ドン臭い野田立憲に透けて見える「大連立構想」
共通するのは「玉木嫌悪」
衆院1期生への商品券配布に闇献金。裏金事件で壊滅寸前だった自民の「最終兵器」の石破までダーティーとくれば、お引き取り願うしかない。しかし、この攻め時に野党の反応は鈍い。
立憲の野田代表は「商品券配布問題も含めて政治倫理審査会に自身が進んで出席し、きちんと弁明することが大事だ。これから本格的に行われる政治資金規正法の議論にも影響が出てくる」とド正論。しかし、内閣不信任決議案の提出については、「よく精査して、きちんと弁明や説明を聞くという手順を踏みながら、当然そのような判断も出てくる可能性もある」とお茶を濁した。見守りか。
日本維新の会の前原誠司共同代表も「まずは説明することが大事」と言うにとどめている。野党各党の国対委員長らは8日の会談で、政倫審での弁明を求める方針で一致。12日の衆院予算委員会の集中審議でも追及する構えではいる。
「石破首相が延命した方が、野党は参院選を戦いやすい。それは衆目の一致するところですが、野田周辺が念頭に置くのは参院選後の政局。石破総理から秋波を送った大連立構想は消えていません。2人は新進党時代に同じ釜の飯を食い、財政規律派としても気脈を通じ、〈総理を目指す〉と公言する国民民主党の玉木代表に対する嫌悪感も共有している。立憲の党内は相変わらずグチャグチャしてますから、一定数が離党してブラッシュアップすれば、それもよし。ともかく野田代表には石破政権を倒しにいく理屈がない。本格的な政界再編が起きる可能性があります」(野党関係者)
全くワクワクしない展開必至だ。
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消費税「食品ゼロ1年間」を参院選の公約にブチ上げる野田立憲ですが、与党との“バーター説”が根強く囁かれている。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。