巨人・沢村は「先発復帰確約」でも信用されていない

公開日: 更新日:

 秋季練習を行っている巨人沢村拓一(25)が19日、原監督と来季の起用法について話し合った。

 開幕から先発ローテで回ったが、6月21日以降勝てず、9月中旬から中継ぎへ転向。日本シリーズまで先発に戻ることはなかった。結局5勝10敗。原監督によると、「(先発かリリーフの)希望は?」と聞かれた沢村は「先発でやりたい」と答えたという。

 ひとまず先発復帰の約束を取り付けたとはいえ、安心はできない。原監督に「開幕の時点で形として出すことができたら。もし体(てい)をなしていなければ、また話し合うことになる」という条件を付けられたからだ。川口投手総合コーチは「監督は沢村の気持ちを尊重したんだろうけど、先発がダメならリリーフという流れ」と説明した。

<外からゴマンと投手入るんじゃ…>

 巨人はこの日、広島からFA宣言した大竹寛(30)と20日に広島市内で交渉すると発表した。球団内に賛否両論あった大竹取り。原監督は「(交渉は)オレもさっき聞いたんだよ」と話し、川口コーチも「大竹いくって言ってた?」と驚いた表情を見せた。手を挙げるか挙げないかのところで最終的なゴーサインが出たのは、先発ローテ4番手あたりに位置する沢村が計算できないからでもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末