最下位相手にスコアレスドロー…インテル長友、見せ場なし
インテルが手痛いスコアレスドローを演じた。
地元で対戦したカターニャは、今季敵地で10戦10敗と内弁慶ぶりを発揮して現在最下位。年明けから公式戦で勝ちがないインテルにとって、久々に勝ち点3が計算出来る相手だった。
しかし、90分間を通して攻守に精彩を欠き、左MFで先発した長友佑都(27)も見せ場なし。勝ち点1を積み上げるにとどまり、EL出場圏内の5位に何とかとどまってはいるが、懸案の決定力不足は解消しておらず、前途多難である。
「ユベントスFWブチニッチとFWグアリンとの交換トレードをインテルが画策。移籍合意直前まで進んだが、破談になった」(サッカー記者)
どんなに守って無失点に抑えようが、ゴールを奪って勝ち点を稼がないと順位アップは難しい。
次節の相手は首位ユベントス。再びゴール欠乏症に悩まされる公算大である。早く今年初勝利が欲しいところだが……。
▼セリエA第21節(ミラノ)
インテル 0―0 カターニャ
(0―0 0―0)