元セレソンGKジウマール「W杯初体験のザックは精神的強さも試される」

公開日: 更新日:

「94年大会でキャプテンのドゥンガが怒鳴りまくっていた。あの代表にはドゥンガのようにW杯を経験し、精神的にタフな選手が何人もいた。日本にそうした選手が何人出てくるか、期待して見守っている」

■「日本はW杯のプレッシャー対策をおろそかにしている」

「優勝候補はブラジルか?」と問うと、元ブラジル代表GKジウマールは微妙な顔になった。「優勝する力はあると思う。しかし……」と、言葉を濁した。

「W杯に出てくる選手でクオリティーの低い選手はひとりもいない。だからこそ細かなミスが致命的になる。W杯独特のプレッシャーに慣れる必要がある。今のブラジル代表は良い選手が揃っているが、経験がない」

 ブラジル代表の主力は背番号10のネイマールである。ネイマールがブラジルで注目を集めたのは09年のことだった。すでにチームの骨格を固めていた代表監督ドゥンガは、ネイマールをW杯に連れて行かなかった。日本でプレー経験のあるフッキ、オスカル、フレッジといった中心選手もW杯初出場になる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  5. 5

    加賀まりこ「鈴さん」人気沸騰中!小泉今日子と《そっくり》の母親役でフジ月9“夢の共演”を待望する声

  1. 6

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    永野芽郁「文春砲第2弾」で窮地…生き残る道は“悪女への路線変更”か?

  4. 9

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  5. 10

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった