ヤクルト真中新監督が語る「指導者の理想」「選手との接し方」

公開日: 更新日:

――監督就任が決まって、家族にはどんな話をしたんですか?

「まあ、あんまり『俺のことは気にしなくていいよ』と。僕のことより、家族はやっぱり普段の生活があるし、負担をかけないようにしたい。3人の子供の反応? 38歳まで現役やって、上の子供はそのときから見てたからかもしれないけど、『がんばって』っていうくらいで。案外、サッパリした感じでしたね」

――選手との接し方は変わりますか?

「コーチの時と全く変わると思います。コミュニケーションはとるけど、適度な距離感も必要。コーチにいろいろ負担をかけると思うけど、そこは理解してもらって。メンバーを決める人、試合の指揮を執る人はベタベタと選手と話すのはどうかと思う。使われている人はいいけど、使われない人は不思議に感じてしまうだろうからね。レギュラーで出てない選手ほど気を使わなければいけない。試合に出てる選手は、起用することで毎日しゃべっているのと一緒。起用でコミュニケーションをとるという。あとは出てない選手たちと、どうコミュニケーションをとっていくか。調子が悪い時、悩んでいる時、さりげなく声をかけることはあるかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」