天王山 知ってそうで知らない「東京六大学」の由来

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 プロ野球ドラフト会議の話題で盛り上がるなか、東京六大学野球の秋季リーグ戦が天王山を迎えた。
 25日に始まった首位・立大と2位・明大の直接対決。立大が明大に3―1で先勝し、1999年秋以来30季ぶり13度目の優勝へあと1勝に迫った。法大は東大に19―2で大勝。東大は85連敗に泣いた。

 白熱した試合が繰り広げられるこの機会に、ぜひ知っておきたいのが“東京六大学”の由来だ。

“東京六大学”が早稲田大学、慶応義塾大学、明治大学、立教大学、法政大学、東京大学の総称であることは言うまでもない。しかし、なぜこの6校かとなると、知っているようで知らないのではないか。

 六大学と聞いてまず思い浮かぶのが、野球。〈表〉は各校が創立された年と、野球部が創部された年。比較対象として、21校が所属している東都大学野球の1部リーグ(こちらも6校!)も併記した。

 これから分かる通り、東京六大学を構成する6校の学校創立が古いというわけでは決してない。駒沢大学や青山学院大学、〈表〉以外にも1847(弘化4)年に創立された学習院大学など、伝統ある大学は多い。野球部の創部についていえば、1883年の青山学院大学が最古参である。

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