イチローがマーリンズと合意間近も「第4の外野手」で起用か
もっとも、マーリンズの主力外野陣はそうそうたる顔ぶれだ。昨季の本塁打王(37本)で、イチローと同じ右翼のスタントン(25)は昨年11月に米プロスポーツ史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(約380億円)で契約。イチローが最高給取りを抑えて定位置を奪うのは不可能だ。昨季は左翼、中堅とも若手が定着し、イエリッチ(23)は左翼でリーグトップの守備率(9割9分6厘)をマーク。ゴールドグラブを受賞した。中堅のオズナ(24)は守備範囲が広い上、8補殺を記録するなど、イチローに引けを取らない強肩の持ち主だ。
マーリンズはイチローを「第4の外野手」として扱い、スタントンら主力が休養したり、故障した際のバックアップとして起用する方針だ。