原監督はカッター絶賛 巨人高木勇人が持つもう一つの“武器”

公開日: 更新日:

「上々のスタートが切れて順調過ぎるくらい順調にきています。でもこの先、必ず失敗します。そこでいかにリスタートするか。失敗した後が成長できるチャンスだと思っています」

 巨人ドラフト3位で入団した高木勇人(25)に宮崎での1次キャンプ中、三重・海星高から入社し、7年間在籍した三菱重工名古屋の佐伯功監督が陣中見舞いに訪れた。恩師と食事に出掛けた席で高木は、こう決意表明したという。同監督が言う。

「周りが見えているなと安心しました。入社した頃はスピードばかり追い求めていた。やってやるぞという気持ちが強過ぎて空回り。力んで制球もフォームも乱していた。私が教えたのは当たり前のことばかり。『バランス良く投げろ』と。ドラフトで毎年のように指名を待って、失敗を重ねながら成長してきましたから」

 ドラフト指名漏れは高校3年時から実に5度を数える。「6度目の正直」でプロの扉をこじ開けた苦労人である。

 178センチ、88キロ。今でこそ堂々とした体格をしているが、入社当時は60キロそこそこしかなかった。7年間で25キロも増量。佐伯監督が続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末