大谷への負担増懸念 日ハム投手コーチが先発争いの停滞嘆く

公開日: 更新日:

■元エースも投手陣の状態を心配

 こうなると懸念されるのが、大谷への負担だ。栗山監督は「大谷は3年目までは無理をさせない」と話していたが、2年目の昨季は11勝、10本塁打を達成。球団の想像を超えて急成長している。もともと球団は3年目の今季あたりに伸びてくればいいと思っていただけに、指揮官の言う「無理」が前倒しになってもおかしくない。

 日ハムのエースだった金村暁氏(評論家)はこう語る。

「まだ開幕1カ月前だし、先発候補も頭数はいる。彼らの状態が上がっていないというだけですからね。それでも今のような状態が続くようなら心配です。大谷は開幕投手の上、『他の先発が信用できない』となれば、より責任を感じるでしょう。エースには連敗ストッパーという役割も求められることがある。これも責任重大です。しかも大谷は二刀流。ピッチングのことばかり考えていればいい、というわけでもありませんから」

 シーズン中も先発陣が不甲斐ない投球を続ければ、大谷はパンクする。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フワちゃんは活動休止、男性の体臭批判の女子アナは契約解除…失言続きの和田アキ子はいつまで許される?

  2. 2

    「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が

  3. 3

    中丸雄一「まじっすか不倫」で謹慎!なぜ芸能人は“アパホテル”が好きなのか…密会で利用する4つの理由

  4. 4

    中丸雄一に"共演者キラー"の横顔も…「シューイチ」で妻の笹崎里菜アナも有名女優もゲット

  5. 5

    やす子「暴言トラブル」火消しで“救いの手”も…フワちゃんの言い訳がましい謝罪が“火に油”

  1. 6

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  2. 7

    中丸雄一「よにのちゃんねる脱退」を求めるファンの声…名物・菊池風磨の“中丸いじり”はもう笑えない

  3. 8

    川合俊一らと男子バレー“御三家”だった井上謙さんは「発達障害の息子のおかげで学んだ」

  4. 9

    自民重鎮の元秘書が「JK性加害」の衝撃!衆院青森3区から出馬表明も、酒乱トラブル続出の過去

  5. 10

    中日・根尾昂は責められない。定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官の大問題会員限定記事