酒制限、夜遊び自粛…ロッテ涌井2敗目でも信用できる根拠

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「肩の手入れ」もある。近年は、試合中にヒジが下がってボールがシュート回転し、痛打されていた。そこで涌井は肩周辺の筋肉に着目した。ロッテの大迫トレーナーがこう解説する。

「簡単にいえば、肩周りと肩甲骨の動きを柔らかくして、新しい肩につくり替えたということ。今までの涌井の肩は周辺の筋肉が硬く、可動域が狭かった。筋肉が硬い肩はマッサージでも疲れは簡単に取れないので、自然とヒジも下がる。今年はオフから続けてきた肩周辺のケアのおかげで、肩の柔軟性が増し、ヒジが下がらない。投球が安定しているのはそのためです」

 09年にはシーズン16勝で沢村賞を受賞。10年までは5年連続2ケタ勝利をマークしていた。今季は活躍を信じていいかもしれない。

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