若者の血をたぎらす、吉田拓郎の歌声のアルコール濃度の高さ
1975年までの吉田拓郎①

「彼の歌声には若者の血をたぎらすアルコールが混じっている」
石田伸也「吉田拓郎疾風伝」(徳間書店)にあった武田鉄矢の言葉だ。「彼」とはもちろん吉田拓郎。当時の「彼」のすごみを表した最高の言葉だと思うのだ。
「ニューミュージック」という言葉自体はともかく、「ニューミュ…
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