ソフトB秋広優人 恩師が明かす「大谷打法」のススメ…入団会見では「本塁打より打率に自信」
「ジャイアンツに損したと思わせるぐらいの活躍をしたい」
トレードで巨人から加入したソフトバンクの秋広優人(22)と大江竜聖(26)が昨14日、本拠地のペイペイドーム内で入団会見に臨んだ。
冒頭のコメントを発した秋広は、2023年に自己最多の121試合に出場。打率.273、10本塁打、41打点をマークしたものの、その後は苦しんだ。ゴジラ松井の特別な「55」を背負ったことで、周囲には本塁打を期待されたが、新たな背番号は「52」。「身長がある分、ホームランバッターに見られがちですけど、自分は(打)率の方が自信がある」とキッパリである。
中学時代に秋広を指導した江戸川ボーイズの北口智広監督(50)がこう言う。
「中学1年の入団時から、身長は177センチでした。そこから3年間で20センチも伸びるとは……。あれだけの長身(2メートル)ですから、周囲には本塁打を期待されるでしょう。それだけのポテンシャルはあると思います。中学時代は、本当は流し打ちをさせたかったんですが、小さく育てたくなかったので『追い込まれるまでは引っ張れ』と指導していました。今の秋広を見ると、技術的には開きが早いのが気になります。打率を残したいのであれば、中学時代にやっていたことを思い出してみてはどうか」