東京五輪でメダル狙い バドミントン混合D強化の“皮算用”

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「これまでミックスは勝てなかったが、今後は東京に向けて強化しないといけない」――。

 日本バドミントン協会の芝スミ子強化本部長が男女混合(ミックス)ダブルスの底上げを課題に挙げた。

 30日は今季の日本代表選手を発表。昨季のスーパーシリーズファイナルを制した女子ダブルスの高橋礼華(25)、松友美佐紀(23)ペアらが順当に名を連ねる中、数野健太(29)、栗原文音(25)ペアが混合ダブルスの代表に初めて選ばれた。

 このペアは海外実績は乏しいものの「今は彼らに頑張ってもらいたい」(芝強化本部長)と、来年のリオ五輪出場が期待されている。

 今年は代表選手にとってリオ五輪のキップがかかる重要なシーズンだ。

 国際試合でのランキングを基に代表が選出されるため、数野、栗原ペアは優先してスーパーシリーズなどの国際大会に出場させる方針だという。

 ロンドン五輪では池田信太郎、潮田玲子の“イケシオ”ペアで注目を浴びたとはいえ、これまで日本は混合ダブルスを軽視してきた。国際大会ですら、シングルスのトップ選手同士による即席コンビを派遣したこともあったそうだ。

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