釜本氏が不甲斐ない海外組に「次の試合前に合宿を」と苦言
岡崎も同じ。せっかくドイツで結果を残しているのに落ち着きがなかった。FW宇佐美は力み過ぎていたね。オレが何とかしなきゃ、と力が入るとダメになる典型例。自覚しておくべきだろう。
後半途中から出てきたFW大迫、FW原口、FW武藤には「自分の特徴を出しなさい」と言いたい。どんな局面であっても、まずは自分の持ち味を出し、そしてフィニッシュに絡んでいく。それが攻撃系選手の仕事だ。
■守る相手をこじ開ける練習だけを
メディアにも注文をつけたいね。ハリルホジッチ監督が、日本サッカーに「縦に速い戦術を植え付けた」「日本を強くしてくれた」という調子で持ち上げてきたが、実際は、FIFAランク154位の相手に勝ち切れなかった。そうなった時に批判するのではなく、普段から是々非々の立場で報道すべきである。
日本相手に守り切ったシンガポールのチーム戦術は、他の対戦国に有効なヒントを与えた。人数をかけて守り、自ゴールにフタをしている状態でも、日本はひたすら中央突破を図ってくることが再確認できた。中央を閉めておけば、そう簡単に点は取られないのだ。