上達にはPDCAサイクルを回すことが必要
ゴルフにおいてのPとは、ラウンドで失敗(ミス)したことを具体的に記録すること。Dとはミスしたことをインストラクターに相談して、ミスの原因と修正法を教わること。Cとは練習場で教わったことを復習すること。Aとは、再度、コースで試すことだ。
勝間さんは自著「勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ」(KADOKAWA)で、PDCAサイクルの重要性を説いているが、ゴルフ上達には大いに参考になる。
練習目的が不明確なままでは、たくさんボールを打っても、練習のための練習になりかねないのである。
練習器具はDやCの役割を果たしている。練習器具は使えばうまくなる「魔法の杖」ではない。成田のように練習器具を使って上達したいのならば、まずはコースに出た時の自分の欠点を正しく把握すること。そして、むやみな練習をしないことが大切である。
(ゴルフライター・マーク金井)