大型ヘッドはインパクトゾーンでしっかりフェースを返す
先週の国内男子ツアー、関西オープンゴルフ選手権は、最終日に1打差2位でスタートした片岡大育が5バーディー、1ボギーの67とスコアを伸ばし、通算17アンダーとして逆転優勝。2007年のプロ転向から9年目のシーズンで、念願のレギュラーツアー初優勝を手にした。
インターネットで検索すると片岡プロのスイング動画をじっくり見ることができるが、見れば見るほど今どきの道具(クラブ)をうまく使いこなし、コントロールされたドローボールを打っているのが分かる。
では、どこがどう今どきのスイングなのか?
ヘッドが小さかった頃はフェースを開いて閉じるように使うのがセオリーだった。しかし、今どきの大型ドライバーはフェースを閉じて上げて、そしてインパクトからフォローにかけてはフェースをしっかり返す。大型ドライバーは重心距離が長い。フェースをシャットに使った方がヘッドの動きをコントロールしやすいし、ドローボールも打ちやすくなるのだ。
片岡プロのドライバーのスイングを見ても、これがちゃんとできている。