いろんな番手で100ヤードを打つ練習は距離のコントロールが身に付く
先週の米男子ツアー、ザ・メモリアルトーナメントはダビド・リングマース(スウェーデン)が3ホールに及ぶプレーオフの末、ツアー初優勝を果たした。
ディフェンディングチャンピオンの松山英樹は、最終日まで優勝争いに加わるものの16番パー3で池ポチャ。ここで痛恨のダブルボギーを叩き、連覇を逃し5位に終わった。
米ツアーは時差の関係で早朝に衛星放送されるが、この時季は朝早くから練習にいそしむゴルファーが増えてくる。日中に比べると涼しくて気持ちがいいし、値段もリーズナブル。土日にもなれば都心の練習場は、早朝にもかかわらず待ち時間があるぐらい盛況だ。
さて、この早朝の練習場。多くの人がドライバー練習に時間を費やしている。ドライバーをフルショットして「1ヤードでも遠くに飛ばす」ことを目標に一生懸命やっている。
しかし、本当にゴルフの上達を望むならば、ぜひとも試してほしいことがある。例えば、100ヤードの距離を打つとしよう。キャディーバッグに入っているすべてのクラブで、100ヤードを狙って打ってみてほしい。PWで100ヤードを打ったら、次は7番アイアンで100ヤード。それができたら、ユーティリティークラブやフェアウエーウッドで100ヤードを打ち、最後にドライバーで100ヤードを打ってみるのだ。