リオ五輪出場枠に異議 朴仁妃の“問題発言”が及ぼす重大影響
しかし朴の言う通りになったら、出場60人枠のうち3分の1が韓国人プロだ。世界各国からの出場機会が奪われるばかりか、韓国人プロによるメダル独占もあり得る。
「五輪競技では中国が卓球であまりにも強すぎるため、ロンドン五輪からシングルス代表が1カ国2人に減少された。それは中国が3つのメダルを独占することに対するIOCの批判を避けるため、国際卓球連盟が先手を打ったのです。IOCは全世界で広く行われている競技を採用するわけで、野球とソフトボールが五輪から外されたのも人気が一部の国に偏っていたからです。ただでさえゴルフは競技時間が長くて、テレビ中継に向かないといわれています。それでゴルフは韓国だけが強いとなれば、2020年東京五輪までの2大会だけで終わってしまう可能性が高い」(アマチュア競技担当記者)
五輪の出場プロが増えたら、韓国のメダル独占の可能性が高まるだけに、朴も思わず口が滑ったということかもしれない。