3連続バーディー締め 石川遼が「単独トップ」で決勝Rへ
石川は今季、24試合に出場してトップ10入りはわずか1回で、予選落ちが10回。ポイントランク140位の石川が来季のシード権を獲得するためには、125位以内に入らなければならない。だが2014-15レギュラーシーズンで、石川が出場できるのは今大会を含めて残り3試合だった。シードを確定すればプレーオフ進出。シードを逃せば1カ月におよぶ下部ツアーとの地獄の入れ替え戦が待っている。石川にとっては正念場だった。
それが米ツアー優勝なら、フェデックスランクは46位まで上昇し、シード権どころか、今季メジャー最終戦の全米プロや来年マスターズの出場権も手に入るチャンスがめぐってきたのだ。
なお、27位発進だったホストプロのタイガー・ウッズ(39)は6バーディー、1ボギーで5位に急浮上と、復活の兆しを見せた。
▼石川遼の話「(3連続バーディーで締めくくり)終わり方としては本当に良かった。我慢の一日だったが、上がりになるにつれて良くなった。明日はどんな展開でも我慢して、最終日につなげたい」