マナー無視も 超ビギナー“わがもの顔”でゴルフ場が荒れる

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 埼玉県内のゴルフ場の支配人がこう言う。

「シャツの胸ボタンを開けたまま、あるいは靴のカカトを踏んでクラブハウスに入ってきたゲストには、きちんとした服装でお越しくださるようにお願いしているのですが、『ハイ、わかりました』という方は少ないですね。大抵の方が、『すぐに着替えるからいいだろう』とおっしゃいます。他のプレーヤーに迷惑をかけないというのが、ゴルファーの最低限のマナーです。昔は先輩がビギナーの後輩に対し、『本コースに出るのはまだ早い。デビューはショートコースを回って、周りの人に迷惑をかけないレベルになってから』と、教育したものです。またキャディー付きが基本だった頃は、『前と間隔があいたので、急いで行きましょう』とやんわりプレー進行を促していました。それがセルフプレーが増えたため、すっかりお構いなしになってしまった。マーシャルが注意しても『どこが遅いんだ』と、逆ギレされることもあります。ただ決して悪気があるわけではなく、迷惑をかけているという認識が欠如しているのです」

 別にネクタイを締めてゴルフ場に、と言っているのではない。ゴルフ場でプレーさせていただくという謙虚さが、超ビギナーたちには足りないのだ。

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