楽天は大丈夫? 監督・梨田昌孝氏の“能力”に相次ぐ疑問の声
「ファームから(選手の)推薦があろうが、ほとんど若手には目もくれない。たまにチャンスを与えてもすぐに見切りをつけていた。中田ですら結果が出ないと何度もファームに落とした。若手を我慢して育てようとしないのです。リリーフにしてもあまりに同じ選手ばかりを使うので、若手育成を危惧したフロントが、梨田監督が気に入っている投手をあえてトレードに出したほどです」
采配も問題視された。
日ハム監督時代の梨田氏を知る球界関係者が言う。
「ヒルマン監督がリーグ連覇した06~07年は機動力野球がウリで、例えば07年の盗塁数はリーグ2位の112個をマーク。1本のヒットで走者は2つ先の塁を狙うことが徹底されていた。ところが、梨田さんが監督に就任した途端、走塁の意識が希薄になった。08年の盗塁数は79個に激減。次第に『走らない』という印象を相手チームに与えるようになったのです」
すでに完成されたチームならともかく、楽天はフレッシュな若手中心で機動力をウリにしている。梨田氏がそんなチームの指揮官としてふさわしいとは思えない。