低迷の元凶か…巨人選手と球団が「門限破り」で“イタチごっこ”

公開日: 更新日:

「遠征先では午前中に原監督が宿舎周辺を散歩するという日課がある。ロビーなどでばったり遭遇する危険性もありますからね。だからコンビニなんです。コンビニ袋をブラ下げていれば、『朝起きてから散歩がてら買い物に行った』と言い訳ができる。手ぶらより説得力があるんです」(同)

■無線で選手の出入りを報告

 今月に入って、週刊誌に選手の女性問題や合コンの話が立て続けに掲載された。球団は球団で、その後の遠征先で外出禁止にこそしなかったものの、宿舎の警備レベルをアップさせた。別の選手によると、宿舎に「SP風」の警備員が増員されたという。といっても、選手を守るためではなかったようだ。

「○時○分、○○選手出ました」
「○時○分、○○選手戻りました」

 SP風が逐一、無線で職員に選手の出入りを報告。これでは、外出したのに戻っていない、という都合の悪い記録が残ってしまう。ようやくこれで門限破りは激減したというのだが、巨人は昨オフから桃井会長が「タガの緩み」を指摘し、白石オーナーも「球界の盟主たる自覚と責任を持て」と訓示していた。これが選手の耳には右から左だったとすれば、今季の苦戦も理解はできる。

 選手を野球にだけ集中させられなかったベンチの責任も小さくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  5. 5

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  1. 6

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希の立場を左右する? サイ・ヤング賞左腕が復帰へいよいよ秒読み

  3. 8

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  4. 9

    なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検

  5. 10

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  5. 5

    加賀まりこ「鈴さん」人気沸騰中!小泉今日子と《そっくり》の母親役でフジ月9“夢の共演”を待望する声

  1. 6

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    永野芽郁「文春砲第2弾」で窮地…生き残る道は“悪女への路線変更”か?

  4. 9

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  5. 10

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった