原vs田嶋の一騎打ち様相も JFA会長「脱密室選考」の不安
「JFAの理事会、評議会には田嶋氏の母校である筑波大OBが多く、原氏が選出されると元会長の犬飼氏、現会長の大仁会長と三菱OBが立て続けにトップに就くことへの違和感もあって、原氏が不利なのでは――と話す関係者は多い。ともあれ田嶋、原の両氏はプライベートでの付き合いはなく、互いに『負けられない』と敵愾心を燃やしている。2人のどちらかが、周囲から説得されて立候補を取り下げることはない」(前出の関係者)
サッカージャーナリストの六川亨氏が言う。
「せっかくの会長選挙です。複数の立候補者がマニフェストを掲げ、正々堂々と選挙戦を戦い、次期第14代会長が公約をきちんと果たすのか、しっかり“監視”していきたい。選挙は避けて一本化したい――という声も聞こえてくるが、会長選挙でよりオープンな、より風通しの良いJFAになって欲しいと思います」
会長選挙は来年1月21日に告示。立候補者複数の場合は1月31日の評議員会で選挙が行われる。