ラグビー日本HCにジョセフ氏浮上 就任の現実度は?

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 ラグビー日本代表の次期ヘッドコーチ(HC)の契約交渉に入ったといわれているのが元ニュージーランド(NZ)代表のジェイミー・ジョセフ氏(46)。今年、世界最高峰リーグ・スーパーラグビー(SR)「ハイランダーズ」を優勝に導いた監督だ。

 当初エディーの後任には、国内リーグ・パナソニックHCのロビー・ディーンズ氏(56)が有力視されていた。ディーンズ氏も元NZ代表で、SR「クルセイダーズ」(NZ)を率いて優勝5回。11年W杯は豪州代表監督で3位になっている。「日本のラグビーを知っていて、国際経験が豊富」という協会の条件をクリアし、就任発表は時間の問題とみられていたが、ラグビー協会からのオファーを今月断った。代表だけでなく、SRに新規参入する日本チームの「サンウルブズ」のHCにも「興味なし」と言った。

 ある関係者が言う。

「協会はNTTコムHCのロブ・ペニー氏(51)も口説けなかった。そこで白羽の矢を立てたのが、田中史朗(30=日本代表)も在籍するハイランダーズの指揮官です。ジョセフ氏は95年W杯はNZ代表で出場。その後来日してサニックス(福岡)でプレー。99年W杯は日本代表として出ている。監督ではW杯経験はないものの、今年はハイランダーズでSRに優勝している点が評価された。ただし、ジョセフ氏は管理ラグビーのエディーとは対照的。明るくおおらかな性格です。その点がどう出るか。しかも、ハイランダーズとの契約が16年まで残っている。それを引き抜くことになれば、先方に違約金を払わなければならない。ご破算になることも考えられます」

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