八角理事長が号令 ついに始まった相撲協会“大掃除”の標的

公開日: 更新日:

 この親方によれば「裏金顧問に籠絡されて正式な理事長を置くことに反対したのは貴乃花千賀ノ浦、伊勢ケ浜、宗像、徳川の5理事。それ以外の尾車、鏡山、二所ノ関、出来山、友綱、海老沢の6理事は理事長を置くべきと主張した」そうだ。

■協会内を盗聴器検査まで

 裏金顧問一派のやりたい放題はカネの問題にとどまらない。八角理事長は仕事始めの5日、訓示以外にも異例ともいうべきことを行っている。

「職員が安心して業務に取り組めるよう、協会内に盗聴器が仕掛けられてないかどうか、業者に調べさせたのです」と、前出の親方が「盗聴器検査」の背景をこう解説してくれた。

「裏金顧問は北の湖体制下で、かなりの恐怖政治を敷いた。顧問に歯向かってクビにされた職員や親方は一人や二人じゃありません。顧問の経費の使い方について、正論を吐いた人まで飛ばした。いつしか裏金顧問が協会内部に盗聴器を仕掛けているというウワサが広まって、職員は協会内でうかつに話もできない状態だったのです。つまり盗聴器検査をしなければならないほど内部の空気はすさんでいた」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」