西武・高橋オープン戦炎上…心配される「捕手・森」の評価
西武の森友哉(20)が4日の楽天戦に3番・捕手でスタメン出場した。
正捕手の炭谷がこの日から侍ジャパンの強化試合のため、チームを離脱。炭谷不在のオープン戦4試合が森にとって捕手としての「最終テスト」となっているが、先発の高橋光成が4回7安打7失点と大炎上。田口バッテリーコーチは「今は味方を知る時期。経験して投手のいいところ、悪いところを知ってほしい」と、指摘した。
もっとも、森とすれば、「コウナ(高橋)、頼むよ!」の心境ではないか。
高橋は森の1年後輩で、13年の高校日本代表ではバッテリーを組んだ。2月3日の高橋の誕生日にプレゼントを贈るなど、公私で可愛がっており、高橋も「森さんとは年が近いしやりやすい。いつかバッテリーを組みたい」と言っていた。
が、この日は初回に先頭の岡島に安打を浴び、牽制悪送球で二進を許すと、藤田に適時打、新助っ人のゴームズに2ランを浴びて瞬く間に3失点。「変化球に頼ってカウントを悪くし、ストライクを取りにいって打たれた」と、反省しきりの高橋だったが、投手の炎上はただでさえ芳しくない首脳陣の「捕手・森」の評価に直結する。このままでは今年も森がマスクをかぶる姿を見られなくなる。