ジャンプ高梨沙羅 ライバル不在の“狭間”でW杯総合Vの真価
「勝負度外視」といえば、ソチ五輪金メダルのカリーナ・フォークト(24=ドイツ)もその一人。
「警察官の彼女は、シーズン中に昇進試験があった。勉強で練習量は激減。1月の札幌、蔵王大会で見た時は、顔は丸々と肥え、体も一回り大きくなっていた」(用具メーカー関係者)
ちなみに高梨は、13―14年シーズンも15勝を挙げて2季連続の総合優勝を果たしたものの、ダントツの優勝候補に挙げられていた14年ソチ五輪と15年世界選手権は、いずれもメダルなしの4位だった。