経済効果は40億円 アクサレディス“地産地消”運営の秘訣とは

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 地元にとっては一大イベントである。

 女子ツアー「アクサレディス」が、25日から宮崎県のUMKカントリークラブで開催される。リオ五輪に出場するため、優勝して世界ランクを上げたい大山志保(38)、プロ3年目ながらここ2試合2位と初優勝を狙う柏原明日架(20)ら、地元出身選手の活躍に期待が集まる。

 今大会は「地産地消」を開催の目的に掲げ、2013年から始まり、今年で4回目ながら過去3年間で総額120億円、今年も40億円以上の経済効果を見込んでいるという。

「内訳は宿泊関係で7000万円、交通費、飲食費で5500万~6000万円。ギャラリースタンドやテントなどの設営費で2億~2億4000万円、テレビ放映による地元宮崎のPR効果を広告費に換算すると25億円、紙媒体やウェブ媒体が12億円程度と試算しています」(大会事務局)

 なぜ地方のゴルフ大会が、これだけの経済効果をもたらすことができるのか。

 もともと主催社が地元還元をテーマに始めた大会で、その姿勢は徹底している。ギャラリープラザにある約20店舗の飲食店では、地元産品を使った食材を提供。またギャラリースタンドなどの会場設営から印刷物の製作まで、地元では対応しきれないこと以外、ほとんど県内企業に発注している。

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