“闇カジノ”桃田は年収2500万円…バド選手の意外な稼ぎ
「ファイナルのシングルスの優勝賞金は8万ドル。この大会で昨年、日本人として初めて優勝した桃田は当時のレートで960万円を手にした。スーパーシリーズでも2勝を挙げたのでそれぞれ280万円、750万円の優勝賞金を得ています。賞金は一度、日本バドミントン協会に納められ、選手には獲得賞金の9割が報奨金として支給される。つまり、桃田は昨年、報奨金だけで約1800万円を稼いでいるわけです」(前出の関係者)
他にNTT東日本の社員として、年間500万円前後とみられる給料もあり、五輪の有力メダル候補だった桃田には「指定選手」として、日本オリンピック委員会から最高で年間240万円の強化費なども支給されていた。強化費の一部は税金だ。ラケットやシューズなどの用具はメーカーから支給され、国際試合の出場経費の大半は国から協会に支給される年間6000万円の遠征費で賄われる。野球やテニスなどに比べれば、それでも決して恵まれているとは言えないものの、少なくとも日本のトップの桃田らは遊ぶカネには事欠かなかったわけである。