6回2失点も5試合勝てず 虎打線頼みの藤浪に“エースの壁”
藤浪はプロ通算38勝を挙げているが、大半は3点以上の援護点をもらってのもの。援護が2点以下の試合で勝利したのは6度だけ。今季の3勝はいずれも4点以上の援護があり、2点以下では一度も勝っていない。相手投手との兼ね合いもあるにせよ、同僚の岩貞は平均援護が2.2点で3勝を挙げている。
「藤浪は打線に助けられて勝つ試合が多い。阪神で過去に大エースと呼ばれた小山、村山、江夏といった先輩は、ゼロで抑えたら勝てるという気概があった。藤浪もそこを目指してほしい」(福間氏)
エースへの道のりはまだ遠い。