薬物使用のシャラポワ 出場停止は最悪4年になる可能性も
テニスの全仏オープンが22日に開幕するが、今年は人気者が1人欠場する。1月から新たに禁止薬物になったメルドニウムを使って暫定資格停止処分を受けたマリア・シャラポワ(29)だ。
全仏は12、14年と2度制覇。フランスにもファンは多い。8月のリオ五輪でもメダル候補に挙がっていたが、もちろん今のままでは五輪も出場できない。
国際テニス連盟のハガーティ会長は、6月27日に開幕する全英の前にも処分が下されるであろうと言ったが、最悪なら出場停止は4年になる可能性もあるという。
ちなみに多くのアスリートは「禁止薬物リストの見落としなんてありえないこと」だという。シャラポワは、陸上界の組織的なドーピングが明らかになったロシアの選手。疑惑の目を向けるライバルは少なくない。