シャラポワ釈明に虚偽疑惑…連盟は「禁止薬物」の通達5回

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 テニス界を代表する美女が窮地に立たされた。

 1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物「メルドニウム」が検出されたと自ら告白したマリア・シャラポワ(28=ロシア)。7日(日本時間8日)に米・ロサンゼルスでの会見では10年間にわたって服用していた薬に含まれている「メルドニウムが禁止薬物に指定されたことを知らなかった」と意図的な摂取を否定したが、本人も認識していた可能性が浮上した。

 10日付の英紙「UKタイムズ」(電子版)によると、シャラポワはメルドニウムの使用を禁ずる警告を少なくとも5回は受けていたと報道。

 記事によれば、今年1月1日に世界反ドーピング機構(WADA)が新たな禁止薬物をリストに掲載して以来、各競技団体(IF)に対して再三にわたって周知徹底を図ってきた。ロシア陸連による組織的ドーピング、今年8月にはリオ五輪が控えており、各IFとも、これまで以上にドーピング対策には厳格に取り組んでいる。国際テニス連盟(ITF)でも独自に対策を取り、選手にはEメールなどや文書、口頭などで5回の通達を行ったという。

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