勝みなみV逃すも…国内女子ツアーでアマチュア台頭の理由
【ニチレイ女子ゴルフ】
こういう試合が増えてきそうだ。
1打差の10アンダーで単独首位発進の勝みなみ(17)は、5番からの3連続ボギーで早々と自滅。元世界ランク1位の申ジエ(28)が通算12アンダーで大会3連覇を達成した。
勝は、14年4月のKTT杯バンテリン以来となるアマ2勝目は逃したものの、最終18番のバーディーで単独2位を確保した。すでにツアーで1勝している勝だけではない。今の国内女子プロツアーは、アマがいつ勝ってもおかしくない状況にある。
今季だけでも、今大会で5アンダー、9位タイの小倉ひまわりは17歳のアマ。18歳の蛭田みな美(今月プロテスト受験)は、スタジオアリス女子11位、ヨネックス女子8位に入った。原英莉花(17)もリゾートトラスト女子で16位という成績を残している。
昨年の全米女子オープンの国内予選会でキップを手にした山口すず夏(15)は、日本人では史上最年少の14歳で出場。今年もサイバーエージェント女子(24位)、フジサンケイ女子(48位)などでギャラリーを沸かせた。