早実の新旧スター 清宮幸太郎が斎藤佑樹になる可能性は?
祝日のこの日、ダイワハウススタジアム八王子には、1万1000人が押し寄せて満員御礼。外野芝生席が開放されただけでは間に合わず、通常は客を入れないバックスクリーン脇のエリアも開放された。
東京都高野連関係者が「八王子にこんなに客が入ったのは初めてじゃないか」と目を白黒させれば、同連盟の武井理事長は「今日は役員を20人くらいに増員しました。いつもの4倍です。神宮で開催することも考えたが、夜、プロの試合(ヤクルト─DeNA戦)もあるし、何とか予定通りにというところで、何事もなく終わってよかった」と汗を拭った。
いまからちょうど10年前、同様にマスコミに騒がれ、一大フィーバーを巻き起こした早実の選手がいた。現日本ハムの斎藤佑樹(28)だ。
06年夏、甲子園大会の決勝戦で駒大苫小牧の田中将大(27=現ヤンキース)に投げ勝って優勝投手に。タオルハンカチで汗を拭うしぐさはブームになり、「ハンカチ王子」の異名を取った。その「王子」は卒業後、プロではなく早大に進学。早大からプロ入りしたものの、結局、鳴かず飛ばず。先日、週刊文春に高級車のポルシェやマンションをおねだりしたと報じられたばかりだ。