ヤクルト退団浮上で 巨人はバレンティンにも手を出すのか

公開日: 更新日:

 ヤクルトの主砲を巡って水面下で綱引きが始まりそうだ。13年にシーズン60本塁打のプロ野球新記録を樹立したウラディミール・バレンティン(32)が今季限りでヤクルトを退団する可能性が出てきたのである。

 3年契約が切れる今季は20日現在、打率・277、96打点、31本塁打をマークしている。とはいえ、今季の年俸は3億6000万円。かつての爆発力がなくなり、打撃は波があるというのが現場の評価。何より左翼の緩慢な守備が首脳陣の間で問題視されていた。高額年俸もネックとなり、球団内には契約延長に慎重論があるという。

 ヤクルトの球団関係者によれば、本人は残留を希望しているものの、球団としては、これ以上の年俸アップや新たに複数年契約を結ぶつもりはない、というから決裂する可能性は高い。ヤクルトはFAで中日から平田を獲得したい意向がある。同じ外野手で同じ右打者のバレンティンと再契約しなければ、「ポジションを空けて待っている」という平田への口説き文句にもなる。

■東京ドームならもっと打てる

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  2. 2

    小泉進次郎氏「コメ大臣」就任で露呈…妻・滝川クリステルの致命的な“同性ウケ”の悪さ

  3. 3

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  4. 4

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  5. 5

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  1. 6

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 7

    関西の無名大学が快進撃! 10年で「定員390人→1400人超」と規模拡大のワケ

  3. 8

    相撲は横綱だけにあらず…次期大関はアラサー三役陣「霧・栄・若」か、若手有望株「青・桜」か?

  4. 9

    「進次郎構文」コメ担当大臣就任で早くも炸裂…農水省職員「君は改革派? 保守派?」と聞かれ困惑

  5. 10

    “虫の王国”夢洲の生態系を大阪万博が破壊した…蚊に似たユスリカ大量発生の理由