日ハム1位・堀瑞輝は身近な目標達成と父の助言が糧だった

公開日: 更新日:

 昭和中学校では野球部に所属。野球はあくまでクラブ活動の一環に過ぎなかったが、「近所の野球を教えてくださる方のおかげで結果が出るようになり、面白くなったのでしょう。高校に行ってからは迫田監督のおかげです」と、義和さんは言う。

 好きこそものの上手なれ。三振が取れるようになれば、もっと取りたいという欲が生じる。そこで正しい努力ができるかどうかが分岐点。転機で正しい方向に進むためのヒントは、義和さんが与えていたようだ。

「自分なりの身近な目標を立てて、それを順番にクリアさせていければいいかなと。例えば瑞輝が3歳のとき、大山(鳥取県・標高1729メートル)に行ってみようやと、頂上まで連れていった。小学4年から3年間は富士山(標高3776メートル)へ。今度は日本で一番高い場所からの景色を見てみようと。しまなみ海道(全長約60キロ)を自転車で渡ったりもしました」

 と、義和さんはさらにこう続ける。

「とにかく人の話はしっかり聞きなさいと。話をきちんと最後まで聞いた上で、正しい、自分に合っていると判断したものは取り入れなさいとは言いました。小学校のときは、にわかコーチのような人がたくさんいて、いろいろなアドバイスをもらっていたようなので」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議