メジャー仕様意識 日ハム大谷が狙う“40発打法”の落とし穴

公開日: 更新日:

■目指すはメジャー仕様

 大谷は投手として、昨季から左足を踏み出す際の歩幅を広げた新フォームの習得に取り組んでいる。昨年は自身のもつプロ野球記録を更新する165キロをマークしたが、今季はさらに球速を上げたい。要するに本人はとにかく速い球を投げ、打球を遠くに飛ばすことにこだわっているようなのだ。

「投打ともメジャー仕様にしたいのでしょう。それが自身のレベルアップにつながると考えているのではないか」とはOB氏だ。

「大谷は昨年11月のWBC強化試合で、右中間上段に特大の本塁打と、ドームの天井に吸い込まれる二塁打を放った。使用したボールはメジャー公認球と一緒で、プロ野球の統一球と比べて打球の飛距離は出ない。いわば飛ばないボールをあそこまで飛ばしたのは大谷くらいでしたが、メジャーの一線級投手は球速も球質も球のキレもケタ違いですからね。彼らが相手でも通用する打撃を身に付ければ、プロ野球でもいま以上の成績を残せるし、ひいてはチームの勝利につながると思っているのでしょう」


 とはいえ、飛距離アップを狙った打撃改造は、もろ刃の剣ではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議