10打数無安打にも余裕 ハム中田は昨季と何が変わった?

公開日: 更新日:

「WBCでは『こいつはのびのびやっているな』と見られるようなプレーをしたい」

 ガラにもなく、こう話したのが日本ハム中田翔(27)だ。

 21日、楽天との練習試合に出場するも、2打数無安打。これでキャンプ中は紅白戦2試合、練習試合3試合の計5試合で10打数無安打と、最後まで快音は聞かれなかった。

 22日からはWBC日本代表の合宿に合流する。調子が上がらずにさぞイライラしていると思いきや、さにあらずだ。

 ライナー性の当たりを遊撃手に横っ跳びで好捕された2打席目を振り返り、「大ファインプレーだったね。気持ちよくWBCに行かせてもらえないなあ」と苦笑い。余裕の表情でこう続けた。

「向こうもアピールしなきゃいけない立場だからね。スイングも徐々に強く振れるようになってきている。実戦でヒットゼロ? 気にしてないし、気にする必要もない。もう少し気にした方がいいのかな……。まあ、その程度のレベルです」

 中田は今年、劇的に変わったといわれる。かねて報道陣への対応は改善されていたが、今年は輪をかけて丁寧になった。そんな中田の評判に拍車をかけたのが、国頭で毎晩行った夜間練習だ。キャンプで自主的に夜間練習なんて、以前なら考えられなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い