重圧に見合う? 退任する侍J小久保監督の報酬は月40万円

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 最後まで「紳士」に徹した。

 23日、WBC準決勝で敗退した侍ジャパンの小久保監督が帰国後、都内で退任会見。「素晴らしい選手たちと一緒に戦えたことは人生の宝物」と優等生発言に終始した。しかし、腹の中は穏やかではなかったはずだ。

 13年10月に日本代表の指揮官に就任した小久保監督は指導者経験がなく、当初から「雑音」が多かった。今大会、メジャー組が軒並み出場辞退を発表するとチームは「史上最弱」と言われ、「采配がヘタ」とか「ベンチで表情が暗い」などと、スポーツマスコミにもアレコレ言われた。

 だからなのか、「大会中はメディアには目を通さずにいた」と意図的に情報をシャットアウトしていたという。

「代表監督はやさしいものではなかった。選手を集める中で、日の丸を背負うのはリスクも高いですし、選手の負担も大きい。勝つことだけを考えると選手起用が偏ってしまう。すべての選手にある程度チャンスを与えないといけないが、結果的に打席に立てなかった選手、登板できなかった選手も出てきてしまった」

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