プレーオフの末V逸し涙…上田桃子はなぜ勝てなかった?

公開日: 更新日:

「本戦18番ではレイアップの守りに入ってパーセーブでもいいと考えたのだろう。しかしボギー、バーディーで西山に追いつかれ、プレーオフでは一転して攻めに出た。ここ2年間勝利から遠ざかっており、しかも地震復興の地元熊本の大声援を受けていた。早く決着をつけたい気持ちが強く、地に足がついていなかった。本来なら楽勝ペースなのに、冷静さを失って自滅してしまった。プレーオフでの2打目はつま先下がりのライで、この時季は芝が薄くてユーティリティーを手にするにはリスクが高かった。上田は攻め方がチグハグで、マネジメントができていなかった。一方の西山は本戦、プレーオフともレイアップの3打目勝負と同じプレースタイルを貫いた。戦い方を変えれば不安が生じる。その差が勝敗に出た」

 試合後、「勝って頑張っていこうという思いを(地元に)伝えられず、情けないと思う」と涙を浮かべて振り返った上田。「アグレッシブに行く」をテーマに掲げた最終日だったが、最後の最後でカラ回り。詰めが甘いと指摘されても仕方ないはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末