田村がやり玉…自力V消滅の伊東ロッテ“捕手3人態勢”の穴

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 10勝もできずに「終戦」となった。

 ロッテは16日の西武戦に負けて6連敗。37試合目で自力優勝が消滅した。伊東監督は報道陣に「みんな暗くなるなよ、毎日毎日、悲愴感漂わせてさ」と明るく振る舞ってみせたが、ここまで9勝27敗1分け。借金は18にまで膨らめば、担当記者の気持ちも沈むというものだ。

 もっかの勝率は.250でチーム打率は.190。37試合でわずか95得点。さらに、防御率4.68、185失点は両リーグ通じてワースト。ひどい数字だ。

 この日の試合前、伊東監督はこう話していた。

「(今いる捕手が)自分の思っている通りにいっていないというのと、テンションも下がっている。チームを引っ張っていくという感じじゃなくなっているので、(捕手は)3人態勢でしばらくいこうかなと」

 正捕手である田村をやり玉に挙げたのだが、去る13日、日本ハムに6対11で大敗したときも「受け手(捕手)が自信をなくしてこの結果になっている」と、田村を“戦犯”にした。

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