G西村も“魔の七回”に打たれ…山口俊に中継ぎ転向プラン
巨人の逆転負けは、リーグワースト3位の16度目となった。そこで浮上するのが、FA入団の山口俊(29)だ。ここまで先発として3試合の登板で1勝1敗、防御率5・06。横浜時代は守護神を務めた経験もある。さるチーム関係者は「DeNAからFAで獲得したのも、先発とリリーフの両方ができるという使い勝手の良さが大きかった。西村や離脱中の沢村との兼ね合いで、救援に回る可能性は十分ある」と指摘する。
「まだ3試合しか投げていない山口俊は、もう少し先発として見てみたい。ただし、これだけ逆転負けが多いのであれば、これからの山口俊と西村の投球次第では、なんらかの配置転換があってもおかしくありません」(前出・高橋氏)
昨年のセーブ王・沢村は右肩痛で開幕から不在。やっとブルペンに入ったばかりという状況だ。こちらも右肩痛からデビューして3試合の山口俊。前回登板ではDeNAに4回6失点でKOされている。本人は「先発」を希望しているが、救援の方が戦力になるのではないか。