オーナーが意味深発言 楽天12年ぶり10連敗で監督解任も

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 エースが力尽きた。

 3日のソフトバンク戦に先発した楽天の則本(26)。八回まで3安打無失点とソフトバンク打線を手玉に取っていたが、0―0のまま迎えた九回、デスパイネにサヨナラ打を浴び、ゲームセット。則本はグラウンドに崩れ落ち、両目からは涙があふれていた。

 試合後は「勝ちたかった」と悔しさをにじませた則本。しかし、本当に泣きたいのは梨田監督だろう。この日の敗戦で、チームは球団創設の05年以来、12年ぶりの10連敗となったのだ。

 今季は開幕から快進撃を続け、前半戦を首位ターン。名将だ何だとチヤホヤされていたところに、突然の急失速で3位に転落した。指揮官自身、「(前半戦は)日程に助けられていた。そのツケは夏に必ず回ってくる」と、ある程度は過密日程による苦戦を覚悟していたが、その「ツケ」がここまで大きいとは予想だにしなかったはず。8月15日以降は1勝16敗1分けと、目を覆わんばかりの成績だ。

 さらにこの日、試合を観戦した三木谷オーナーが、

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