プロと早大が争奪戦 帰国の清宮“雑音封じ”にお疲れモード
プロと早大による“アピール合戦”も勢いを増してきた。
複数の在阪スポーツ紙は「阪神が清宮1位指名」と報じ、親会社、球団が高い評価をしているとした。同じく1位指名を検討しているヤクルトの衣笠球団社長は「彼の実績はすばらしい。動員力もある。神宮が似合うんじゃないか」と褒め称えた。
早大側も負けてはいない。野球部の川口部長はサンスポの紙面で「系属校の早実ですから、100%、早稲田に進学するものだと考えている」とコメントしている。
当の清宮は今後について熟考しつつ、「文化祭、体育祭、テストとか普通の高校生の生活になる。今しかできないことを楽しんで、仲間といい残り半年を過ごしたい」と話した。進路表明までは公の場からは姿を消すことになりそうだが、清宮フィーバーは当分、収まりそうにない。