負けなし20連勝 強すぎる小平に囁かれる江陵の風の陰謀説

公開日: 更新日:

 昨季の世界女王に死角はなさそうだ。

 18日(日本時間19日)に閉幕したスピードスケートのW杯第2戦(ノルウェー・スタバンゲル)の女子500メートルで小平奈緒(31)が37秒07で優勝。W杯15勝目をマークし、同種目では昨季から国内外通じて20連勝を達成した。今大会は2日間とも、五輪2連覇中で世界記録(36秒36)保持者の李相花(28=韓国)と同走し、2戦とも1秒近く引き離してゴールした。

 今年2月の世界スプリント選手権(カナダ)女王は、もはや敵なし。来年2月の平昌五輪での金メダル取りが確実視される。

 スピードスケート会場である新設の江陵競技場は高速コース。リンクの氷は海外の専門家がメンテナンスを行い、良質な状態が保たれている上に、会場の天井部に設置された送風機の影響も大きいとされる。今年2月のテストイベント(世界距離別選手権)では、レース中に送風機が使用され、好タイムが続出した。

 世界のトップ選手は一様に「風の影響」を口にしていた。この大会では全てのレース時にファンが回っていたが、五輪では小平が滑る時だけ、送風機を止めてタイムを出にくくするという陰謀説まで出始めている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  5. 5

    加賀まりこ「鈴さん」人気沸騰中!小泉今日子と《そっくり》の母親役でフジ月9“夢の共演”を待望する声

  1. 6

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    永野芽郁「文春砲第2弾」で窮地…生き残る道は“悪女への路線変更”か?

  4. 9

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  5. 10

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった