聴取拒否の言い訳に 貴乃花親方が貴ノ岩の再入院また画策
■「大変なことになっている」
貴ノ岩は九州場所を休場する際、相撲協会に診断書を提出。そこには骨折や髄液漏れの疑いもあると記されていたが、のちに診断書を書いた医師が「相撲を取ることに支障はない。重症であるかのように報道されて驚いた」と話した。するとメンタルに問題が生じ、今度は脳外科だという。症状がコロコロと変わる不自然さに、この親方は貴乃花親方が貴ノ岩の入院を画策しているのは、協会による聴取を避けるための言い訳とみているようなのだ。
スポーツニッポンによれば、貴乃花親方は貴ノ岩の具合について「よくないので大変なことになっているんだよ」と話している。
仮に貴ノ岩が「大変なことになっている」とすれば、貴乃花親方とモンゴル勢の間で板ばさみ状態になっていることが原因ではないか。
鳥取県警が協会による聴取を認めているにもかかわらず、自らの意思や感情を表に出すことすら許されない。そうこうするうちに加害者であると同時に同郷の先輩でもある日馬富士(33)は引退に追い込まれた。「貴ノ岩は親方とモンゴル勢、どちらか一方を取れと迫られたらモンゴル勢を選ぶ」とは前出の親方だが、貴乃花親方はそのモンゴル勢を目の敵にしている。精神的に追い込まれ、あるいは、にっちもさっちもいかなくなっているのかもしれない。
弟子の貴ノ岩を「大変なこと」にしているのは、だれあろう貴乃花親方ではないか――。