聴取拒否の言い訳に 貴乃花親方が貴ノ岩の再入院また画策
相撲協会がいま、最も気をもんでいるのは再三の連絡に対してなしのつぶての貴乃花親方(45)でも、暴行事件の現場に居合わせた白鵬(32)でもない。事件の被害者である貴ノ岩(27)の体調だという。
去る13日、貴乃花部屋に行った危機管理部長の鏡山親方によれば、「貴ノ岩が心配だ。安否も含めて病状をお知らせくださいという文書を持っていった」そうだ。
なにしろ、貴ノ岩が公の場から姿を消して1カ月半が経つ。九州場所の最中までは福岡県田川市にある貴乃花部屋の宿舎にいたことが確認されているものの、その後の行方はようとして知れない。貴乃花親方の太いタニマチが京都にいて、そこにかくまわれているとの情報もあったが、どこで何をしているのか、協会の執行部すら把握していないのが実情。「安否」が気になるのは当然だ。
そんな貴ノ岩に関して、気になる情報がある。師匠の貴乃花親方が、またしても入院先を探しているというのだ。
「前回はメンタルがおかしい、ストレスがたまっていてノイローゼ気味とかで精神科に入院させようとしたが、どうやら受け入れ先が見つからなかったらしい。けど、今度は脳外科を探していると聞いている。貴乃花親方はよほど協会に貴ノ岩の聴取をさせたくないのでしょう」とは、ある親方だ。