著者のコラム一覧
羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

2018年好発進 松山英樹はメジャータイトルに近づいている

公開日: 更新日:

 メジャータイトル取りに挑む松山英樹の2018年は、前年のツアー優勝者だけが出場するセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(米ハワイ州・パー73)から始動しました。

 ハワイ名物の強い風が吹き、初日、2日目とも70。3日目は72とスコアを伸ばせずに、最終日は7アンダー12位タイからの発進です。

 この日は4日間ベストの66をマークし、ボギーなしの1イーグル、5バーディー。それもサンデーバック9に32と、それまでの鬱憤を晴らすようにコースを攻めてスコアを伸ばし、4位フィニッシュ。1戦目からいい仕上がりを見せました。

 ホールアウト後に、「終盤はスコアを伸ばせてよかった。アイアンは思い通りに打てたが、中盤はミスパットもあり、いいストロークをしても入らなかったことがあった。今週は思ったよりもできた」(松山)と振り返っています。

 初日から、グリーン上でもったいない取りこぼしがいくつもありました。

 会場のプランテーションコースのグリーンは、目のきついバミューダ芝です。ピン横につけたら傾斜と芝目で曲がりは尋常ではありません。ストレートの順目ラインにつけるしかないのですが、強風もあって、チャンスにつけるのは簡単ではありません。その修正を重ねながら4日目になって、風の対応ができるようになったわけです。アプローチミスもありましたが、これからのポイントはミスしてもリズムを崩さないためにパーセーブを続けることです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    週刊誌2誌で評価は真っ二つ…悠仁さまがそれでも「東大に合格」できる仕組み

  2. 2

    悠仁さま受験勉強しない夏休みで気になる「本当の学力」…“高校で異例の成績”報道も

  3. 3

    和田アキ子に求められるTVからの“自主退場”…北口榛花を「トド」呼ばわり大炎上鎮火せず

  4. 4

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  5. 5

    フワちゃんのあまりにお粗末な対応…やす子への暴言騒動の結末は滑稽でもあった

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    「ブラックモンブラン」竹下製菓が最大の危機に…事業拡大の矢先、右腕の夫と会長の父に先立たれ

  3. 8

    自民裏金議員ビクビク…“広瀬めぐみショック”で解散総選挙「10.27投開票」へ前倒し説

  4. 9

    大谷の投手リハビリ本格化は打撃に大いにプラス!日本ハム栗山前監督が語っていた「二刀流のメリット」

  5. 10

    エースの留年が影響か?昨夏王者・慶応まさかの県大会16強敗退…文武両道に特別扱い一切なし