春日野部屋傷害事件で貴乃花一派が食らう強烈しっぺ返し

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 林文科相は26日、閣議後の会見で春日野部屋の傷害事件を相撲協会が公表していなかった問題に言及。「相撲協会は暴力問題の再発防止策のひとつとして、全力士を対象に暴力行為の実態調査を提言している。それが適切に行われるよう注視したい」と言った。

 暴力はもちろん、言語道断だ。元力士は懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受け、春日野親方は不起訴処分を受けている。問題は4年前のこの事件が明らかになったタイミングと意図に、事件を公表しなかった協会のスタンスだ。

 タイミングと意図に関していえば、2月2日に迫った理事選をにらんだものであることは明らかだ。

 理事選の前には必ずといっていいほど、この手の“紙爆弾”やスキャンダルが公になる。だれが新たな理事に就任するかによって、協会内部のパワーバランスが変わってくるからだ。

 今回、ターゲットになったのは春日野親方。執行部の要職である広報部長にして、最大派閥である出羽海一門の総帥だから、“火元”は現執行部に刃を向ける勢力に違いない。

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