10時間超の猛練習 ヤクルト“鬼軍曹”宮本HCの意外な評判

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 地獄のキャンプ――。連日10時間超の練習に励むヤクルトは今、そう呼ばれている。「地獄」の陣頭指揮を執るのは、「鬼軍曹」として古巣に復帰した宮本慎也ヘッドコーチ(47)である。

 現役時代から自分にも他人にも妥協を許さなかった新ヘッドは、昨年まで務めていた評論家として古巣を厳しく論評。そのプロ意識の低さを酷評することもあった。

 ヘッドコーチ就任が決まった昨秋のキャンプからさっそくチーム改革に着手、「体を大きくするため、もっと飯を食え。茶碗3杯がノルマ」と食事面も厳しく指導する宮本ヘッドは、このキャンプでも「声を出せ!」「移動は駆け足!」と選手の動きに目を光らせている。

 ナインは早くもゲンナリしているかと思えば、選手会長の中村悠平(27)は神妙な表情でこう言った。

「そりゃあ、しんどいですよ。でも、プロである以上、これくらいのことはやらないといけないんだと思う。去年、(96敗で最下位という)あれだけ厳しい結果になったのだから、ガラリとやり方を変えないといけないのは当たり前だと思う」

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